Robinhood(ロビンフッド)とは?アメリカ在住日本人向けに使い方・メリット・デメリットを徹底解説」

いよいよアメリカで株を始めてみたいけれど、

「証券口座って難しそう…」
「どのアプリを使えばいいの?」

と迷っている人も多いと思います。

そんな初心者でも比較的始めやすいのが、Robinhood(ロビンフッド)です。

数年前から若い世代を中心に一気に利用者が増え、アメリカではかなり話題になったので、この「Robinhood」という名前を一度は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

Robinhoodはスマホから簡単に株を売買でき、米国株やETFを少額から始められるのが大きな特徴です。普段使っているスマホから株を探して、そのまま購入できるので、初めて使ったときは「株ってこんなに簡単に買えるんだ」と感じる人もいるでしょう。

さらに、株式やETFのオンライン取引は基本的に売買手数料0ドル。

「まずは少額でアメリカ株を買ってみたい」という人には、かなり使いやすい証券アプリです。

この記事では、

「Robinhoodって何?」
「どうやって株を買うの?」
「本当に手数料は無料?」
「メリット・デメリットは?」

といった疑問を、これから投資を始める人にも分かるように、できるだけ簡単に解説していきます。

 

Robinhood(ロビンフッド)とは?

Robinhood(ロビンフッド)は、スマホから簡単にアメリカ株やETFを売買できる証券サービスです。

「株を買う」と聞くと、

「なんだか難しそう…」
「まとまったお金が必要なのでは?」

と思うかもしれません。

Robinhoodの特徴は、そんな投資のハードルをかなり下げたことです。

スマホで気になる会社を検索して、金額を入力して購入する。普段スマホアプリを使っている人なら、比較的操作しやすい作りになっています。

さらに大きな特徴が、株式やETFのオンライン取引が基本的に手数料0ドルであることです。

以前はアメリカでも、株を売買するたびに手数料がかかる証券会社が珍しくありませんでしたが、Robinhoodは手数料無料の取引を広めた証券サービスの一つとして知られています。

また、1株まるごと買うのではなく、少ない金額から投資できるFractional Shares(端数株)にも対応しています。

例えば1株500ドルの株でも、対応銘柄なら、

「まずは20ドルだけ買ってみる」

といった投資もできます。

そのため、

「アメリカ株に興味はあるけれど、まずは少額から始めてみたい」

という初心者にも使いやすいサービスです。

ETFも購入できるので、いきなり自分で何十社もの株を選ぶのが難しい人は、複数の会社にまとめて投資できるETFから始める方法もあります。

👉 ETFについて詳しく知りたい方はこちら
【初心者向け】アメリカのETFとは?仕組み・メリット・選び方をわかりやすく解説

Robinhoodは日本人でも使える?

ここはアメリカ在住の日本人なら気になるところですよね。

「日本人でもRobinhoodの口座を作れるの?」

結論からいうと、日本人だから使えない、というわけではありません。

大切なのは国籍だけではなく、Robinhoodが定めている口座開設の条件を満たしているかどうかです。

アメリカに住んでいる日本人は?

例えば、アメリカで生活していて、

「アメリカの銀行口座もあるし、SSNも持っている。住所もアメリカ。それなら作れる?」

と思う人もいるでしょう。

Robinhoodでは、口座開設時に年齢や米国内の住所、SSNなどの情報が求められ、本人確認が行われます。

そのため、アメリカに住んでいる日本人でも、Robinhoodの条件を満たしていれば口座開設を申し込むことができます。

ただし、申し込めば必ず開設できるという意味ではありません。状況によって追加の本人確認書類などを求められることもあります。

名前や住所、SSNなどは、間違えないように正確に入力しましょう。

 

将来、日本へ帰国する場合は?

アメリカ在住の日本人なら、将来の日本への帰国についても考えておきたいところです。

例えば、

「アメリカで10年間Robinhoodを使って、その後日本へ帰国したら、持っている株はどうなるの?」

という疑問です。

まず、日本への旅行と、日本へ本帰国して居住者になることは別です。

アメリカに住んでいる間にRobinhoodの口座を作れても、日本へ移住した後も同じように売買できるとは限りません。

ただし、帰国するからといって、必ずすべての株を売却しなければならないわけではありません。

例えば、

Robinhoodで株を保有
↓
日本へ帰国することが決まる
↓
必要に応じて、株を売らずに別の証券会社へ移管

という方法を取れる場合もあります。

Robinhoodでは、株やETFを別の証券会社へ移す仕組みが用意されています。ただし、端数株など移管できない資産もあるため注意が必要です。

また、日本へ帰国すると税務上の扱いも変わる可能性があります。

そのため帰国が決まったら、

「口座をそのまま維持できる?」
「株やETFはそのまま持てる?」
「別の証券会社へ移したほうがいい?」

この3点をRobinhoodに確認しておくと安心です。

ルールは将来変更される可能性もあるので、実際に帰国する時点で最新情報を確認しましょう。

 

Robinhoodの使い方:アメリカ株を始める基本の流れ

Robinhoodは、初めてアメリカ株を買う人でも比較的わかりやすく使えるように作られています。

とはいえ、いきなり大きなお金を入れる必要はありません。

まずはアカウントを作って、画面を見ながら少しずつ使い方に慣れていけば大丈夫です。

基本的な流れはこんな感じです。

  • Robinhoodの公式アプリまたは公式サイトからアカウントを作る
  • 名前や住所、税務情報などを入力して本人確認をする
  • アメリカの銀行口座を連携する
  • 投資に使うお金を入金する
  • 気になる株やETFを検索する
  • 金額または株数を入力して注文する
  • 購入後は、ときどき保有している株や入出金履歴を確認する

一つひとつ進めていけば、それほど難しい操作ではありません。

ただし、初めて株を買うときは「どのボタンを押せばいいんだろう?」と少し緊張するものです。

そこで、最初は少額から試してみるのがおすすめです。

最初は少額で注文方法に慣れよう

株を買うときによく使われるのが「成行注文」と「指値注文」です。

難しそうに聞こえますが、考え方はそれほど複雑ではありません。

成行注文(Market Order)は、「今の市場価格で買います」という注文方法です。操作は簡単ですが、株価は常に動いているため、画面で見た価格と実際に買えた価格が少し違うこともあります。

一方の指値注文(Limit Order)は、「この価格まで下がったら買いたい」と自分で価格を決めて注文する方法です。ただし、株価が指定した価格まで下がらなければ、注文が成立しないこともあります。

初めてなら、まずは少額で実際の注文画面を触ってみるとイメージしやすくなります。

例えば毎月100ドルを投資に回す予定でも、最初から100ドルすべてを1つの会社に投資する必要はありません。

まずは10〜20ドル程度から始めて、

「注文するとこうなるんだ」

「買った株はここに表示されるんだ」

と確認しながら慣れていくのも一つの方法です。

 

Robinhoodのメリット

株式やETFを気軽に始めやすい

Robinhoodの大きなメリットのひとつが、株式やETFを低コストで売買できることです。

「まずは少額からアメリカ株を始めてみたい」という人にとって、取引のたびに売買手数料を気にしなくてよいのは嬉しいポイントです。

特に毎月少しずつ積み立てたい場合、手数料を気にせず投資を続けやすいのはRobinhoodの魅力でしょう。

ただし、「取引手数料が無料=損をしない」ではありません。

当然ですが、買った株の価格が下がれば資産も減ります。この点は最初に覚えておきましょう。

アプリがシンプルで初心者にもわかりやすい

Robinhoodを実際に使ってみると、画面が比較的シンプルに作られていることがわかります。

口座にいくら入っているのか、どんな株を持っているのか、今日はどのくらい値動きしているのか、といった情報をアプリから確認できます。

アメリカの証券会社はたくさんありますが、

「投資はほとんどやったことがない」

「まずは株やETFを買うところから覚えたい」

という人にとっては、選択肢のひとつになるでしょう。

少額からコツコツ投資を続けやすい

投資というと「ある程度まとまったお金が必要」と思うかもしれませんが、必ずしもそうではありません。

むしろ初心者のうちは、生活に影響しない範囲で少しずつ始めるほうが安心です。

前述の通り、例えば毎月50ドル、100ドルなど、自分が無理なく続けられる金額を決めて積み立てていく方法もあります。

大切なのは、家賃や食費、保険などの生活費を削ってまで投資をしないこと。

まずは生活費や、急な出費に備えるためのお金を確保したうえで、余裕資金からコツコツ続けることを意識しましょう。

 

Robinhoodのデメリットと注意点

Robinhoodは初心者でも使いやすいサービスですが、もちろん良いところばかりではありません。

口座を作る前に、注意しておきたいポイントも確認しておきましょう。

基本的に英語で利用することになる

アメリカ在住の日本人にとって、最初に気になるのが言葉の問題ではないでしょうか。

Robinhoodは基本的に英語で利用します。

株を買ったり残高を確認したりするだけなら比較的わかりやすいのですが、税務書類や規約、口座に関する重要なお知らせなどは、内容をしっかり確認する必要があります。

特に投資を始めると、売却益や配当などが税金に関係してくることがあります。

また、将来日本へ帰国する予定がある人など、日米両方の税金が関係しそうな場合は少し注意が必要です。

わからないことを自己判断で処理せず、必要であれば日米の税務に詳しい専門家へ相談しましょう。

「手数料無料」でもすべてが無料ではない

Robinhoodは株式やETFを低コストで取引できますが、何をしても完全に無料というわけではありません。

利用するサービスや取引内容によっては、別の費用が発生することがあります。

また、Robinhoodでは株式やETF以外にもさまざまな取引ができますが、商品によって仕組みやリスクは大きく異なります。

初心者のうちは、

「よくわからないけど儲かりそう」

という理由だけで複雑な商品に手を出す必要はありません。

まずは自分で仕組みを説明できる株式やETFから始めて、少しずつ知識を増やしていけば十分です。

株価を見すぎてしまうこともある

これはRobinhoodに限った話ではありませんが、スマホで簡単に株価を確認できると、ついつい何度もアプリを開いてしまいます。

朝見て、昼休みに見て、夜にもまた見る……。

株価が上がっていると嬉しくなりますが、大きく下がると「今すぐ売ったほうがいいのかな」と不安になることもあります。

そんなときに勢いで売買を繰り返してしまうと、最初に決めた投資方針からどんどん離れてしまいます。

そこで株を買う前に、

「何のために投資するのか」
「このお金はいつ使う予定なのか」
「株価が下がっても持ち続けられるか」

この3つくらいは考えておくといいでしょう。

毎日の株価に一喜一憂するよりも、自分の目的に合わせて無理なく長く続けることのほうが大切です。

 

安全性は大丈夫?Robinhoodを使う前に知っておきたいこと

「Robinhoodって便利そうだけど、自分のお金を預けても大丈夫?」

初めて使う証券会社なら、やはり気になりますよね。

Robinhoodの安全性を考えるときは、証券会社としての資産保護の仕組みと、自分でできるセキュリティ対策を分けて考えるとわかりやすいです。

まず知っておきたいのが、証券口座の資産を守るための制度です。

アメリカでは、証券会社が経営破綻した場合などに顧客の資産を保護する仕組みがあります。

ただし、ここで勘違いしないようにしたいのが、投資で損をした場合まで補償してくれるわけではないということです。

例えば100ドルで買った株が80ドルに下がったとしても、その20ドルの損失を補償してもらえるわけではありません。

「証券会社に万が一のことが起きた場合の資産保護」と「投資そのものの損失」は別の話、と覚えておくといいでしょう。

そして、もうひとつ大切なのが自分自身のセキュリティ対策です。

難しいことをする必要はありません。

パスワードを使い回さない、二段階認証を設定する、怪しいメールやSMSのリンクからログインしない。

まずはこのあたりを徹底するだけでも違います。

Robinhoodを装ったメールなどが届いても、リンクをそのままクリックするのではなく、公式アプリや公式サイトから直接ログインする習慣をつけておくと安心です。

Robinhoodが向いている人・他社も比較したい人

では、Robinhoodはどんな人に向いているのでしょうか。

例えば、

  • アメリカで生活していて、これから米国株を始めてみたい
  • まずは少額から投資してみたい
  • 難しい画面より、シンプルでわかりやすいアプリを使いたい
  • 株式やETFを中心に投資したい
  • 基本的な英語での案内に抵抗がない

こんな人なら、Robinhoodは候補のひとつになるでしょう。

一方で、証券会社に求めるものは人によって違います。

「もっと幅広い投資商品から選びたい」

「長期の資産形成を中心に考えたい」

「サポート体制も重視したい」

という場合は、Robinhoodだけで決めず、Fidelity、Charles Schwab、Vanguardなど他の証券会社と比較してみるのもいいでしょう。

特にアメリカ在住の日本人の場合、「今使いやすいか」だけでなく、「将来日本へ帰ったらどうなるのか」も考えておきたいポイントです。

証券会社によって、取り扱っている商品や口座の種類、海外へ転居した場合の対応などは異なります。

口座を作る前に、

「自分は何に投資したいのか」
「IRAなどの退職口座も使いたいのか」
「将来日本へ帰国する可能性があるのか」

このあたりを考えながら比較すると、自分に合った証券会社を選びやすくなります。

条件やサービス内容は変更されることもあるので、最終的には各社の公式サイトで最新情報を確認してください。

「そもそもアメリカで証券口座を開くには何が必要なの?」という方は、まずこちらの記事から読んでみてください。

👉 【初心者向け】アメリカで証券口座を開くには?口座開設の基本をわかりやすく解説

まとめ:Robinhoodは「まず投資を始めてみたい人」の選択肢のひとつ

Robinhoodは、アメリカで株式やETFを始めたい人にとって、比較的わかりやすく利用できる証券会社のひとつです。

アプリもシンプルなので、

「投資に興味はあるけれど、何から始めればいいかわからない」

という人にとって、最初の一歩を踏み出しやすいサービスだと思います。

ただし、使いやすいからといって、いきなり大きなお金を入れる必要はありません。

まずは生活費や急な出費に備えるお金を確保する。

そのうえで、毎月50ドル、100ドルなど、生活に無理のない金額から始めるくらいで十分です。

そして最初のうちは、わからない商品に手を広げるよりも、株式やETFがどんな仕組みなのかを少しずつ覚えていきましょう。

また、アメリカ在住の日本人の場合は、将来日本へ帰国する可能性もあります。

口座を開設するときには現在の条件だけを見るのではなく、帰国後に口座をどう扱えるのか、税務書類はどうなるのかについても確認しておくと安心です。

Robinhoodがすべての人に一番いい証券会社というわけではありません。

大切なのは、「有名だから」「手数料が安いから」だけで決めるのではなく、自分の投資目的に合っているかを考えること。

まずは毎月いくらなら無理なく投資を続けられるかを考えて、Robinhoodだけでなく他の証券会社とも比べてみてください。

自分に合ったサービスを選んで、焦らず少しずつ始めていきましょう。

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