アメリカのクレジットカードでは、普段の買い物をするだけでポイント・マイル・キャッシュバックなどの特典を貯められます。
ただし、大切なのは「ポイントを貯めるためにお金を使う」のではなく、もともと必要な支払いをクレジットカードにまとめることです。
ポイントを数ドル分もらえても、残高を繰り越して高い利息を払ってしまえば意味がありません。
初心者は、まず次の3つを意識しましょう。
- 毎月、支払期限までに全額を支払う
- 無理にクレジットカードを増やさない
- 自分がよく使うカテゴリーに合ったカードを選ぶ
アメリカで初めてクレジットカードを作る方は、こちらの記事も参考にしてください。
👉 アメリカで初めてのクレジットカード|初心者・渡米直後の日本人向けに選び方を解説
👉 アメリカのデビットカードとは?クレジットカードとの違い・使い分けを日本人向けに解説
アメリカのポイント・マイル・キャッシュバックの違い
アメリカのクレジットカード特典は、大きく分けて次の3種類です。
- ポイント
- マイル
- キャッシュバック
似ていますが、使い方が少し違います。
ポイント
カード会社独自のポイントです。
貯めたポイントは、
- 旅行予約
- 航空会社やホテルへのポイント移行
- ギフトカード
- 利用代金への充当
などに使える場合があります。
代表的なものには、Chase Ultimate Rewards や American Express Membership Rewards などがあります。
ポイントの価値は使い方によって変わるため、必ずしも
1ポイント=1セント
とは限りません。
マイル
航空会社系のクレジットカードなどで貯まる特典です。
例えば、
- United
- Delta
- American Airlines
などのマイルとして貯まり、特典航空券などに利用できます。
日本への一時帰国や旅行が多い人には、使いやすい選択肢です。
キャッシュバック
利用額の一部が現金相当で戻ってくる仕組みです。
例えば、
2%キャッシュバックのカードで1,000ドル使う
→ 20ドル相当が戻る
というイメージです。
Statement Creditとして請求額から差し引いたり、銀行口座へ入金したりできる場合があります。
ポイント交換を考えるのが面倒な人には、最も分かりやすいタイプです。
ポイントはどうやって貯まる?
ポイントの貯まり方はカードによって異なります。
例えば、
- スーパー
- レストラン
- ガソリン
- 旅行
- オンラインショッピング
など、特定のカテゴリーで通常より多くポイントが貯まるカードがあります。
一方で、
どこで使っても一定割合が還元されるカード
もあります。
例えば、食費が多い人ならスーパーやレストランに強いカードが向いています。
逆に、支出内容が毎月変わる人なら、どこで使っても一定のポイントやキャッシュバックが得られるカードのほうが管理しやすいでしょう。
入会ボーナスは大きなポイント源
アメリカのクレジットカードでは、入会時に大きなボーナスが設定されていることがあります。
一般的に、
Welcome Bonus
または
Sign-up Bonus
と呼ばれます。
例えば、
「3か月以内に一定額を利用すると数万ポイント獲得」
といった仕組みです。
短期間で大量のポイントを獲得できるのが魅力ですが、ボーナス目的で不要な買い物をするのはおすすめできません。
例えば、
- 保険料
- 航空券
- 食料品
- 日用品
- 携帯電話料金
など、もともと予定していた支出だけで条件を達成できるかを確認しましょう。
年会費ありのカードは本当に得?
年会費のあるクレジットカードは、ポイント還元だけでなく、旅行関連の特典が充実していることがあります。
例えば、
- 空港ラウンジ
- ホテル特典
- 航空会社関連のクレジット
- 旅行保険
- ポイント移行
などです。
ただし、特典を使わなければ年会費だけが負担になります。
例えば、年会費が250ドルでも、自分が実際に使う特典が100ドル分しかなければ、そのカードを持つメリットは小さくなります。
「特典の金額」ではなく、「自分が本当に使う特典はいくら分か」
で判断するのが大切です。
年会費ありのカードを作るか迷っている方は、
👉 アメリカのクレジットカード年会費は払う価値がある?無料カードとの違いを解説
も参考にしてください。
ポイント・マイルを効率よく貯める方法
ポイントを効率よく貯めるコツは、カードを何枚も増やすことではありません。
普段必ず発生する支払いをクレジットカードにまとめることです。
例えば、
- 食料品
- ガソリン
- 携帯電話料金
- サブスクリプション
- レストラン
- 旅行代
- 保険料
などです。
ただし、家賃や税金などはクレジットカード払いに手数料がかかる場合があります。
例えば、
3%の手数料を払って、1%しかポイントが戻らない
のであれば、基本的には損です。
ポイント還元率だけでなく、支払い手数料も必ず確認しましょう。
貯めたポイントは何に使えばいい?
初心者の場合、主な使い道は次の3つです。
キャッシュバック
最もシンプルな使い方です。
Statement Creditとして請求額を減らしたり、銀行口座へ入金したりできます。
複雑なポイント計算をしたくない人には向いています。
旅行予約
航空券やホテル予約にポイントを使えるカードもあります。
旅行によく行く人には便利です。
航空会社やホテルへ移行
カード会社のポイントを、
- 航空会社
- ホテル
のポイントへ移行できる場合があります。
使い方によっては、キャッシュバックより高い価値で使えることもあります。
ただし、移行後にカード会社のポイントへ戻せないケースも多いため、
特典航空券やホテルの空室を確認してから移行する
のが基本です。
ポイントよりクレジットスコアを優先する
ポイント以上に大切なのが、毎月の支払い管理です。
アメリカでは、クレジットカードの利用実績が信用履歴に影響します。
例えば、
- 支払いが遅れる
- 利用限度額に対して残高が大きい
- 短期間にカードを何枚も申し込む
などによって、クレジットスコアに影響する可能性があります。
そのため、初心者は
ポイントをどれだけ貯めるか
よりも、
信用履歴を正しく育てること
を優先したほうがよいでしょう。
クレジットスコアについては、
👉 アメリカのクレジットスコアとは?仕組み・何点なら良い?上げ方までを解説
👉 アメリカのクレジットスコア700点は高い?750・800点との違いを日本人向けに解説
も参考にしてください。
初心者は最初から旅行系カードを狙わなくてもいい
渡米直後やSSN取得直後は、信用履歴が短いため、希望するカードの審査に通らない場合があります。
その場合は、高額なポイントやマイルを狙うより、
まず1枚のカードで信用履歴を作る
ほうが合理的です。
例えば、
- 年会費無料
- 審査難易度が比較的低い
- 日常支出で使いやすい
カードから始める方法があります。
初心者向けカードについては、
👉 SSN取得直後におすすめのクレジットカード3選|信用履歴がない人向け
を参考にしてください。
ポイント目的でやってはいけないこと
一番避けたいのは、ポイントを貯めるために支出を増やすことです。
例えば、
500ドル余計に買い物
→ 10ドル分のポイント獲得
だったとしても、実際には490ドル余計に使っています。
これでは節約になりません。
また、次のような使い方にも注意しましょう。
- 支払期限を忘れる
- 最低支払額だけ払う
- 残高を繰り越す
- 短期間に何枚も申し込む
- 入会ボーナスのために無理な買い物をする
特にアメリカでクレジットカードを使い始めたばかりの方は、
ポイントよりも信用履歴を育てること
を優先してください。
初心者におすすめの考え方
初心者の場合、最初から完璧なカード構成を作る必要はありません。
まずは、
1枚目を正しく使う
↓
毎月全額支払う
↓
信用履歴を作る
↓
自分の支出パターンを把握する
↓
必要なら2枚目を検討する
という順番で十分です。
例えば、
- 食費が多い
- 旅行が多い
- ガソリン代が多い
- とにかく管理を簡単にしたい
など、自分の生活スタイルが分かってからカードを増やしたほうが、無駄がありません。
まとめ|ポイントより「正しい使い方」が大切
アメリカのクレジットカードポイント・マイルは、普段必要な支払いをカードにまとめるだけでも貯められます。
旅行によく行く人ならポイントやマイル、分かりやすさを重視する人ならキャッシュバックが向いています。
ただし、一番重要なのはポイントではありません。
毎月期限内に全額を支払い、クレジットヒストリーを守ることです。
初心者はまず1枚のカードを正しく使い、自分の支出パターンが分かってから2枚目以降を検討するのがおすすめです。
これからカードを作る方は、こちらも参考にしてください。
👉 アメリカで初めてのクレジットカード|初心者・渡米直後の日本人向けに選び方を解説

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